蟻害
2015年 10月 03日
他の現場でも雨漏れと蟻害をセットでよく目にしますが、ここでもやはり特に浴室周りや、雨漏り箇所の被害の範囲が大きく広がっています。
最近では乾燥した木材を食う白蟻の被害も広がっていますので、雨さえ入らなければ、蟻害にあわないということはありませんが、雨漏りは蟻害のリスクをかなり高めていると感じます。
日本の木造住宅の寿命は30年と言われますが、日々工事をしていて目にする材料としての木材は築30年の住宅であってもまだまだしっかりしています。
腐朽・蟻害さえなければ、50年でも100年でも構造材として立派に住宅を守ってくれるはず。
国の住宅政策も量から質へと転換され、これからの木造住宅は長い世代で住み継いでゆける住宅が求めれれているなかで、工務店にとって木材の劣化対策はこれまで以上にとても重要な課題となってきています。
by noguchimasaki
| 2015-10-03 19:10